坪単価から考える注文住宅費用
- s-ishida56
- 9月28日
- 読了時間: 1分
坪単価は便利な指標ですが、注文住宅の「総支払額」を正しく把握するには、内訳・仕様・敷地条件・外構・諸費用・ローン条件まで含めた比較が必要です。
本記事では、坪単価を「誤用」しないための手順と、正しい比較のフレームを提示します。

予算の把握とシミュレーション
総額の分解と試算
建物、付帯、諸費用、土地、借入の各カテゴリを分解。期間・金利・毎月返済額・総利息を試算し、資金計画の全体像を把握。
比較の同一条件化
仕様・設備・窓・外構・地盤改良の想定を統一して、見積りの比較が「同じ土俵」になるように入力条件を揃える。
実例の見方
同坪数でも仕様差で万単位の差
外壁(窯業系 vs 高耐久金属)、サッシ(アルミ複合 vs 樹脂)、キッチン(人大 vs ステンレス)、床材(合板 vs 突板)などで価格が違う。耐久・メンテ周期も総支払額に影響。
地盤・外構の影響
地盤改良の有無、上下水引込、擁壁や造成、申請費用など「建物以外」がかかる。坪単価の外側にある費用を見落とさない。
まとめ
1,坪単価は入り口。総額・内訳・諸費用・ローン条件まで含めて比較。
2,入力条件の同一化、見積りの仕様根拠の問い合わせが重要。
3,会社の保証・アフター・施工体制も比較対象に含める。




コメント