外壁リフォームで耐震性もアップ!一石二鳥のリフォーム術
- s-ishida56
- 3月17日
- 読了時間: 3分
家は時間とともに劣化し、外壁もその例外ではありません。一般的な外壁リフォームでは美観を整えることが主な目的になりがちですが、同時に耐震性の向上を検討することで、より安心で快適な住まいを実現できます。
本記事では、外壁リフォームによって耐震性をアップさせる方法とメリットを解説します。

1. 耐震性向上のための材料選び
外壁リフォームで耐震性を向上させるためには、使用する材料の特性が重要です。
以下を参考に、それぞれの特徴を押さえた上で選ぶと効果的です。
1-1. ALCパネル(軽量気泡コンクリートパネル)
特長: 軽量性・断熱性・耐震性を兼備
メリット: 木造住宅などの補強材としても有効。断熱性に優れているため、省エネ効果も期待できる
1-2. ガルバリウム鋼板
特長: 錆びにくく耐久性が高い金属系外壁材
メリット: 軽量で建物の重量増加を抑え、耐震性に寄与
注意点: 傷がつきやすい点や、結露対策が必要な場合がある
1-3. サイディングボード
特長: 軽量・耐水性・デザインバリエーションの豊富さ
メリット: 地震の揺れをある程度吸収し、壁の剥がれやひび割れ防止に貢献
2. 工法による耐震性の向上
材料だけでなく施工方法や補強手法も、耐震性能に大きく影響します。
2-1. 断熱材の使用
断熱材を外壁下地などに取り付けることで、壁厚が増して耐力が向上しつつ、断熱性能もアップ。夏は涼しく冬は暖かい、省エネ性の高い住宅へと改善できます。
2-2. 金物補強
接合部や耐力壁へ金物を使った補強を施すことで、地震の揺れを効果的に分散。倒壊リスクの軽減につながります。
2-3. 耐震ボードの利用
既存の壁に耐震性を高める専用ボード(耐震パネルなど)を併用することで、剛性を高め、建物の耐震性能を底上げします。
3. 追加ポイント:費用と施工期間の目安
費用: ガルバリウム鋼板の外壁リフォームは1㎡あたり1万円前後が目安となることが多いですが、既存外壁の状態や補強の範囲によって変動します。
施工期間: 材料の選定や下地の状態により異なりますが、一般的に外壁リフォームと耐震補強をまとめて行う場合は1〜2カ月程度が目安です。
まとめ
外壁リフォームを行う際には、美観だけでなく耐震性の向上も同時に検討することで、一石二鳥の効果が得られます。軽量かつ耐久性に優れた材料を使い、金物補強や断熱材の設置などの施工方法を組み合わせれば、地震に強い安全・快適な住環境を築くことが可能です。
株式会社フィールドリッチでは、経験豊富な設計士による、高品質な住宅設計、施工、新築、リフォーム、耐震補強を提供しております。
また、外壁の状態や予算、デザインの好みなどを総合的に考慮し、お客様ごとの住まいに合わせて、さまざまな建築ニーズにも対応し、東村山市の拠点を中心に、関東全域に、安全で快適な生活空間をお届けします。
時の経過とともにその価値が明確になってくる住まいづくりを目指し、積み重ねた技術と経験を駆使して、安心してお任せいただけるサービスを心がけております。
住まいのことでお悩みのある方は、ページの下部にあるフォームから、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
対応の早い地域: 東村山市、東大和市、小平市、清瀬市、所沢市、東久留米市、武蔵村山市、国分寺市、立川市、三鷹市、杉並区、新座市、小金井市
Comments