いよいよ着工!注文住宅の基礎工事から始まる建築の流れ
- s-ishida56
- 3 日前
- 読了時間: 4分
住宅建築の現場で仕事をしていると、「いよいよ着工ですね!」という瞬間の空気が、毎回とても好きです。
注文住宅の場合、ここまでに家族みんなでたくさん計画を立て、資金計画を考え、色々な設備や間取りを比較しながら「理想の家」をつくる準備を重ねてきたはず。
その最初の一歩、つまり基礎工事から建物がどうやって出来上がっていくのかを、できるだけ具体的にお伝えします。

計画から着工までの流れ
ちょっと話が前後しますが、実は基礎工事が始まる前にも決めておくべき大事なことがいくつかあります。
まず、建てる土地を決め、設計(間取りや住宅の性能、設備など)とプランを詰めていくんですね。
そこには費用や住宅ローンのシミュレーション、返済計画、どの金融機関に相談するかなど、考えることが本当にたくさんあります。
この段階でよくある「これって実際には何にいくらかかるの?」という悩み。実例で言えば、造成工事や解体が追加で必要な土地だと、予算が大きく変わることもあるので注意が必要です。
同じ坪数でも、間取りや設備のこだわりによって価格や工事費もかなり変動します。建てる会社によって含まれる内容が異なったり、諸費用の内訳もバラバラなんです。そのため、計画段階で複数の見積もりを比較したり、一覧を作ったりするのがおすすめです。
基礎工事が始まる ― まさに“家づくり”の第一歩
さあ、いよいよ!となったら最初に行うのが基礎工事。
基礎とは、文字通り家を支える“足元”です。
どんなにおしゃれなデザインの家でも、基礎がしっかりしていなければ生活に安心はありません。
特に近年は地震対策への意識も高まり、構造や強度にも「保証」や「性能評価」を付けるハウスメーカーも増えています。
基礎工事の流れですが、
地縄張り(配置の確認)
掘削(土を掘る作業)
砕石敷き・転圧(地盤を固める)
配筋工事(鉄筋を配置して設計通りの強度を出す)
コンクリート打設(基礎の形が現れる!)
と、何段階も“確認”をしながら進みます。
この時期は、施工会社と現場監督がしっかり連携し、「図面通りにできているか」を細かくチェックしていきます。
現場でちょっとした疑問があれば、ぜひ相談を遠慮なくしてください。
お施主様が現場で質問をされるのは、職人も皆「真剣に考えてくれているんだな」と感じて、むしろうれしいものです。
上棟から竣工までの流れもざっくり紹介
基礎工事が終わると、いよいよ大きな建物の骨組み(上棟)へと進みます。
いわゆる“棟上げ”ですね。
ここで一気に家の全体像が出来上がってきますから、「本当に建ててよかったな」「これからどんな生活が始まるんだろう」と、家族みんなでぐっと実感が湧く時期です。
上棟後は、
屋根工事(防水や耐久性のための重要な工程)
外壁工事(建物のイメージや性能を左右する大きなポイント)
内装工事(間取りや設備に合わせて壁や床、キッチン、浴室などを施工)
とどんどん進みます。
工事ごとに「どのように費用が分かれているか」、あるいは「施工会社の保証やアフターサービス」「リフォーム時の将来のこと」などをこのタイミングで再度確認したり、資金について見直したりするのも大切です。
まとめ:不安もワクワクも全部、建てる瞬間に詰め込んで
注文住宅は選択肢が本当に多く、計画や工事の流れについてもわからないことだらけだと思います。
でも、その「よく分からない」をちゃんと確認・納得しながら一歩ずつ進めていけるのが、家づくりの醍醐味。
「こんなこと聞いていいのかな?」「費用やローンのこと、まだ決めてないけど……」という段階でも、まずは遠慮なく専門家や現場のスタッフに問い合わせ/相談してみてください。
家族みんなが安心して住める家づくりのために、少しでもお役に立てたら嬉しいです。
もし注文住宅のことでご相談がございましたら、ぜひ我々フィールドリッチにご相談ください。
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