注文住宅の費用を見える化~建て替えを成功させる秘訣~
- s-ishida56
- 8月7日
- 読了時間: 4分
「今の家を建て替えたいけれど、実際いくらかかるのか分からない…」
──そんな声をよく耳にします。
本記事では、建て替えを検討する方に向けて、注文住宅の費用を“見える化”する方法や資金計画の立て方を解説します。

シミュレーションで全体像を把握する
建て替えは、更地から建築する新築とは条件が別物です。
まずは現在の家の解体費、仮住まい費用、土地の状態確認などを含めた総額をシミュレーションしましょう。
早い段階でおおよその金額を計算しておくと、自己資金と借入の線引きがしやすくなります。
最近はオンライン入力だけで概算を算出できる無料サービスも増えていますので、活用して情報収集を進めてください。
予算を組み立てる基本ステップ
1.自己資金の確認
2.住宅ローンや借入金の上限額を金融機関に相談
3.設計・工事・諸費用など内訳を一覧化
4.毎月の返済額をシミュレーションし生活費と比較
5.将来のリフォームや教育費まで含めた資金計画を作成
この流れで予算を把握すると、後から「思ったよりお金がかかる」というリスクを抑えられます。
注文住宅ならではの費用の考え方
一般的に注文住宅は、間取りやデザインを自由に選べる分、坪単価の幅が大きいのが特徴です。
性能や設備をこだわるほど建築費は上がりますが、家族構成や暮らし方に合ったプランを選ぶことでムダなコストを削減できます。
また、複数社を比較することで、同じ予算内でも理想の家づくりが可能になるケースは少なくありません。
費用の内訳を徹底解剖
建て替えにかかるお金は大きく「解体」「本体工事」「付帯工事」「諸費用」に分かれます。
・解体費用:木造とRC造で金額が変わり、周辺道路の広さでも費用差が生まれます。
・本体工事費:家本体の構造や設備グレードによって万単位で変動。
・付帯工事費:外構や上下水道工事など、土地条件によって額が大きく動きます。
・諸費用:ローン手数料・登記費用・火災保険など。総額の5~10%が目安です。
こうして細かく分けて確認すると、優先順位が決めやすくなります。
別途かかるお金に要注意
建替期間中の仮住まい家賃や引っ越し代、家具買い替え費用など、建物以外にもお金は発生します。
「別途費用」として資金計画に必ず入れておきましょう。
さらに長期の住宅ローン返済中に起こり得る金利上昇リスクも考え、余裕を持った返済計画が重要です。
住まいの性能とコストのバランス
建物の断熱・耐震性能を高めると光熱費やメンテナンス費用を抑えられるケースがあります。
初期費用は上がるものの、長期的には家計負担を軽減できる可能性があるため、トータルコストで比較すると賢い選択になることも。
ライフサイクルコストを意識した家づくりが、結果的にお得になるポイントです。
建築会社選びと計画の立て方
1.まずはプラン提案と見積もりを依頼
2.仕様書を見て標準装備や保証内容を確認
3.現場見学会や完成見学会で施工品質をチェック
4.設計士や担当者との相性、アフターサービスを重視
5.契約前に仕様変更や追加工事の金額調整を行う
ポイントは「早めの相談」と「情報の整理」
資金、設計、工事、それぞれの専門家に早めに相談することで、的確なアドバイスを受けながら計画をブラッシュアップできます。
打ち合わせの内容や見積もりは、エクセルなどで一覧管理しておくと、後々の確認作業がスムーズです。
まとめ
建て替えの成功は「費用の見える化」がカギです。
・総額をシミュレーションし、内訳を明確にする
・早めに予算と資金計画を立て、返済額を把握する
・性能とコストを天秤にかけ、長期的にお得な住まいを選ぶ
・建築会社は複数比較し、サポート体制まで確認する
これらを実践すれば、理想のマイホームを安心して実現できます。
当社では、限られた予算でも理想の住まいを実現するための無料相談を行っています。
もし注文住宅についてご質問や、お悩みがありましたら、いつでもフィールドリッチにお問い合わせください。
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